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個人事業主の会計ソフト比較|確定申告ソフト3社の料金・無料期間と条件別のおすすめ

調査日 2026-10-12・公開日 2026-10-12(更新日 2026-10-13)

結論迷っているあなたへ、先に答えを書きます

消費税の申告がなく、年額を抑えたい青色申告の人は、やよいの青色申告 オンライン セルフ(初年度0円、2年目から11,800円)。次はマネーフォワード パーソナルミニ(10,800円)

会計ソフト3社の比較を見る
8調べた資料
10/12調査日(2026年)
9節の構成
  1. 1選ぶ前に決めておく3つのこと
  2. 23社の料金比較表(税抜・2026年12月1日以後に申し込む場合)
  3. 3機能とサービスの比較
  4. 42年間に払う額の試算(現行料金・税抜)
  5. 5無料で試せる期間と初年度無料
  6. 6令和9年分からの75万円控除と、ソフトの対応

読む前に押さえる点

  • 3社12プランの年額・月払い・消費税申告・電話サポート(税抜・2026年12月1日以後の料金)
  • 2年間に払う額の試算(初年度無料を含む)
  • 青色/白色・e-Tax・明細の取込・レシート撮影の上限・支払い方法
  • 令和9年分からの75万円控除について、各社の公式の案内

対象となる人これから会計ソフトを選ぶ個人事業主、ソフトの乗り換えを考えている人

見落とすと困る点マネーフォワードは2026年12月1日から個人向けの料金が変わります。弥生の初年度無料は2027年3月15日までの申込分で、決済方法の登録が条件です。

あなたの場合はどれ?(条件別の選び方)

3社の公式の料金ページ(税抜・年払い、2026年10月12日確認)で、2026年12月1日以後に申し込む場合を比べた場合

消費税の申告がなく、年額を抑えたい青色申告の人
やよいの青色申告 オンライン セルフ(初年度0円、2年目から11,800円)。次はマネーフォワード パーソナルミニ(10,800円)
白色申告で、サポートは要らない人
やよいの白色申告 オンライン フリープラン(0円・全機能)
消費税の申告もソフトで済ませたい人
弥生は全プランで可能。freeeはスタンダード(23,760円)、マネーフォワードはパーソナル(22,560円)から
操作を電話で聞きたい人
弥生 ベーシック(22,800円・期間中10回まで)、マネーフォワード パーソナルプラス(38,160円)、freee プレミアム(39,800円)
月払いで始めたい人
月払いがあるのはfreeeとマネーフォワードだけ。弥生は年額のみ
この記事の内容
  1. 選ぶ前に決めておく3つのこと
  2. 3社の料金比較表(税抜・2026年12月1日以後に申し込む場合)
  3. 機能とサービスの比較
  4. 2年間に払う額の試算(現行料金・税抜)
  5. 無料で試せる期間と初年度無料
  6. 令和9年分からの75万円控除と、ソフトの対応
  7. 確定申告の期限(令和8年分)
  8. よくある質問
  9. この比較の範囲
  10. 調べた資料

個人事業主向けの会計ソフト(確定申告ソフト)は、帳簿をつけて確定申告書まで作れるものが中心です。この記事では、利用者の多い3社の個人向けプランを、同じ条件で並べます。

対象は、freee会計(個人事業主向け)、マネーフォワード クラウド確定申告、弥生の3社です。弥生は「やよいの青色申告 オンライン」と「やよいの白色申告 オンライン」の2製品を扱います。確認したのは各社の公式の料金ページとお知らせで、確認日は2026年10月12日です。

青色申告か白色申告かを決めていない場合は、先に青色申告と白色申告の違いをご覧ください。表の見方が分かりやすくなります。

選ぶ前に決めておく3つのこと

ソフトの料金は、プランの中身で大きく変わります。表を見る前に、次の3つを決めておくと候補を絞れます。

1. 青色申告か白色申告か 3社とも青色・白色の両方に対応しています。弥生だけは、青色用と白色用で製品が分かれています。白色用には0円のプランがあります。

2. 消費税の申告をソフトで行うか インボイス登録をして課税事業者になると、消費税の申告も必要になります。freeeとマネーフォワードは、最も安いプランでは消費税の申告ができません。

3. 操作を電話で聞きたいか 電話のサポートが付くのは、各社とも上位のプランです。チャットやメールで足りるなら、下のプランで済みます。

3社の料金比較表(税抜・2026年12月1日以後に申し込む場合)

表の条件は次のとおりです。

  • 金額はすべて税抜です。3社とも料金ページは税抜の表示です(弥生は「+税」)
  • 年額は年払いの額です。月払いの列は、月払いを選んだときの1か月分です
  • マネーフォワードは、2026年12月1日からの改定後の料金です。11月30日までの料金はマネーフォワード クラウド確定申告の料金に載せています
  • 弥生の年額は、初年度無料などのキャンペーンを入れない通常の額です
ソフト・プラン 年額(年払い) 月払い 消費税の申告 電話サポート
freee スターター 11,760円 1,780円 対象外 なし(チャット・メール)
freee スタンダード 23,760円 2,980円 できる なし(チャット・メールを優先対応)
freee プレミアム 39,800円 なし(年払いのみ) できる あり
マネーフォワード パーソナルミニ 10,800円 1,680円 できない なし(メール・チャット)
マネーフォワード パーソナル 22,560円 2,880円 できる なし(メール・チャット)
マネーフォワード パーソナルプラス 38,160円 なし(年払いのみ) できる あり(操作方法)
やよいの青色申告 セルフ 11,800円 なし(年額のみ) できる なし(WebFAQ)
やよいの青色申告 ベーシック 22,800円 なし(年額のみ) できる あり(期間中10回まで)
やよいの青色申告 トータル 39,600円 なし(年額のみ) できる あり(業務の相談も可)
やよいの白色申告 フリー 0円 なし 未確認 なし(WebFAQ)
やよいの白色申告 ベーシック 11,500円 なし(年額のみ) 未確認 あり(期間中10回まで)
やよいの白色申告 トータル 21,000円 なし(年額のみ) 未確認 あり(業務の相談も可)

※弥生は「機能はすべて同じ」で、プランの違いはサポートの範囲だけと書いています。やよいの青色申告 オンラインのよくある質問には、消費税申告も全プランで使えるとあります。 ※やよいの白色申告 オンラインの料金ページには、消費税申告についての記載が見当たりませんでした。そのため「未確認」としています。 ※弥生のベーシックの「10回まで」は、料金ページの注記にある「サポート契約期間中10回」のことです。

消費税の申告が要らなければ、どの社も年1万円台前半のプランから使えます。消費税の申告まで含めると、freeeとマネーフォワードは年2万円台のプランが必要です。

1社ずつの詳しい料金と条件は、次の記事にまとめています。

機能とサービスの比較

料金のほかに、日々の手間に関わる項目を並べます。各社の料金ページの記載です。

項目 freee会計 マネーフォワード 弥生(青色・白色)
青色申告・白色申告 両方 両方(「青色・白色対応」) 製品が別。青色用でも白色申告は可
e-Tax(電子申告) 全プラン 全プラン 全プラン
銀行・カードの明細の取込 全プラン 全プラン 全プラン(「金融機関連携」)
請求書 全プランで見積書・請求書の作成 作成・メール送付の一括操作はパーソナル以上 全プラン(「請求書連携」)
レシート撮影 スターターは月5枚まで、スタンダード以上は月10GBまで ミニ15件、パーソナル30件、プラス100件(月あたり) 未確認
スマホアプリ あり(申告書の作成・提出まで) あり(申告書・青色申告決算書の作成・電子申告まで) 全プラン(取引入力・レシート取込。申告書の作成はパソコン)
支払い方法 未確認 クレジットカードのみ 口座振替かクレジットカード
無料で試せる期間 30日間(全プラン) 1か月(1事業者1回) 無料体験プラン最大2か月(決算・申告機能は使えない)

マネーフォワードのレシート撮影は、上限を超えると扱いが分かれます。パーソナルミニは、16件以上でプランの変更が必要です。パーソナルとパーソナルプラスは、超えた分が1件20円(税抜)です。この超過料金は、2026年12月1日に廃止され、件数の制限がなくなります。

弥生は、白色用の製品にも「確定申告書の作成・e-Tax」「金融機関連携」「請求書連携」「スマホアプリ」が並んでいます。やよいの青色申告 オンラインのよくある質問には、収支内訳書を作れるので白色申告もできるとあります。

2年間に払う額の試算(現行料金・税抜)

1年目と2年目の合計を、公式に書かれている料金で計算しました。2026年12月1日以後に、年払いで新しく申し込む場合です。

条件 ソフト・プラン 1年目 2年目 2年間の合計
消費税の申告なし やよいの青色申告 セルフ 0円 11,800円 11,800円
マネーフォワード パーソナルミニ 10,800円 10,800円 21,600円
freee スターター 11,760円 11,760円 23,520円
消費税の申告あり やよいの青色申告 セルフ 0円 11,800円 11,800円
マネーフォワード パーソナル 22,560円 22,560円 45,120円
freee スタンダード 23,760円 23,760円 47,520円
電話サポートあり やよいの青色申告 ベーシック 0円 22,800円 22,800円
マネーフォワード パーソナルプラス 38,160円 38,160円 76,320円
freee プレミアム 39,800円 39,800円 79,600円
白色申告 やよいの白色申告 フリー 0円 0円 0円

計算のしかたと区分は次のとおりです。

  • どの行も「確定」です。必要な料金が、すべて各社の公式ページで確かめられた行だけを載せています
  • 2年目は、2026年10月12日時点の料金が続く場合の額です
  • 弥生の1年目0円は、初年度無償キャンペーンの額です。2027年3月15日までの申込分で、自動更新の決済方法の登録が条件です
  • 弥生の2年目は、料金ページの「無料期間終了後」の年額です

キャンペーンを使えると、弥生の1年目の差が大きくなります。消費税の申告がない行では、2年目の年額の差は1,000円ほどです。消費税の申告がある行では、2年目も差が残ります。弥生はセルフでも消費税の申告ができ、ほかの2社は2万円台のプランが必要なためです。

無料で試せる期間と初年度無料

「無料」の意味は、社ごとに違います。

  • ずっと0円:やよいの白色申告 オンラインのフリープランだけです。全機能が使え、サポートはWebFAQのみです
  • 初年度0円:弥生のキャンペーンです(2027年3月15日までの申込分)
  • お試し:freeeの30日間、マネーフォワードの1か月、弥生の無料体験プランです

弥生の無料体験プランは、決算・申告の機能が使えないと書かれています。お試しのまま申告まで済ませられるかは、社によって違います。詳しくは確定申告ソフトは無料で使えるかにまとめました。

令和9年分からの75万円控除と、ソフトの対応

青色申告特別控除は、令和9年分(2027年分)から最高75万円になります。75万円を受けるには、e-Taxでの申告に加えて、優良な電子帳簿の保存などが要件になります。制度の中身は青色申告特別控除の75万円で整理しています。

ソフトについての公式の案内は、2026年10月12日時点で次のとおりです。

  • 弥生:やよいの青色申告 オンラインのよくある質問に、案内があります。75万円の要件のうち「優良な電子帳簿の作成・保存」に対応しているとのことです
  • マネーフォワード:優良な電子帳簿の要件に対応するための設定手順を、FAQで案内しています。ただしこのFAQは65万円の控除についての説明で、75万円への言及はありません
  • freee:個人向けの料金ページには記載が見当たりません。アプリの紹介ページには「青色申告75万円控除もインボイスも完全対応」とあります(2026年10月13日確認)

確定申告の期限(令和8年分)

令和8年分(2026年1〜12月分)の申告の期限は、国税庁の納期限の一覧で確かめられます。

税目 期限
所得税(令和8年分) 2027年3月15日(月)
個人事業者の消費税(令和8年分) 2027年3月31日(水)

受付の始まる日は、2026年10月12日時点では国税庁のページに見当たりませんでした。ソフトを使い始めてから、過去の取引をまとめて入力する時間も見込んでおくと安心です。

開業届・青色申告承認申請書を含めた手続きの順番は、開業から最初の確定申告までの流れにまとめています。確定申告のあとに続く税金は、予定納税と住民税・個人事業税の記事で整理しています。申告を税理士に頼む場合の探し方と費用は、税理士の探し方と費用にまとめています。

よくある質問

会計ソフトを使わずに確定申告はできますか

できます。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」では、確定申告書や青色申告決算書を作れます。作ったデータは、そのままe-Taxで送れると利用ガイドに書かれています。ただし、帳簿をつける機能については、利用ガイドに記載がありません。日々の記帳は、別に用意する必要があります。

いちばん安いソフトはどれですか

条件によって変わります。年額だけなら、0円のやよいの白色申告 オンライン フリーです。青色申告で消費税の申告がない場合、通常の年額ではマネーフォワード パーソナルミニの10,800円が最も低い額です。弥生の初年度無料を使える場合は、1年目はやよいの青色申告 オンラインが0円です。

月払いで始められますか

月払いがあるのはfreeeとマネーフォワードです。マネーフォワードの月払いは、2026年12月1日から上がります。パーソナルミニは1,280円→1,680円、パーソナルは1,680円→2,880円です。弥生は年額のみです。

他のソフトに乗り換えられますか

弥生は、他社の申告ソフトから書き出した仕訳データ(CSV形式)を取り込めると案内しています。freeeとマネーフォワードの取り込みの範囲は、この記事では確かめていません。

この比較の範囲

  • 比べたのは、freee会計(個人事業主向け)、マネーフォワード クラウド確定申告、弥生の2製品の計4製品です
  • ツカエル青色申告、みんなの青色申告は、公式の料金ページを確かめられなかったため、表に入れていません
  • タックスナップ(スマホのアプリ)の料金は、確定申告アプリの比較に載せています
  • 法人向けの会計ソフトは扱っていません
  • キャンペーンの期限と条件は、申し込む前に各社のキャンペーンページで確かめてください

公式サイト・申込窓口

調べた資料(2026-10-12 時点)

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