個人事業主のe-Taxの始め方|利用者識別番号・マイナンバーカード・作成コーナーとe-Taxソフトの違い
調査日 2026-11-04・公開日 2026-11-04
結論迷っているあなたへ、先に答えを書きます
初めてe-Taxを使う人は、マイナンバーカード方式。ID・パスワードの新規発行は停止している
会計ソフト3社の比較を見る- 1e-Taxに必要なもの
- 2利用者識別番号の取得方法(個人)
- 3マイナンバーカード方式とID・パスワード方式
- 4使うソフト・コーナーの違い(個人)
- 5申告書を作って送るまで(作成コーナー)
- 6送信したあとに確認すること

読む前に押さえる点
- e-Taxには、半角16桁の利用者識別番号が要る。個人はマイナンバーカードでWEBから取得できる
- 作成コーナーのID・パスワードは、2025年10月1日から新規発行が停止。初めての人はマイナンバーカード方式
- スマホ・タブレットの作成コーナーは、所得税・消費税の申告のみ。申請・届出はパソコン
- 送信直後の通知は形式チェック。審査結果はメッセージボックスで確認する
対象となる人初めてe-Taxで確定申告をする個人事業主。どの入口から始めるかを決めたい人
見落とすと困る点令和8年分の確定申告から、マイナンバーカードでe-Taxを使うには事前の準備が必要と国税庁が案内しています。カードや電子証明書の有効期限も確かめてください。
あなたの場合はどれ?(条件別の選び方)
2026年11月4日に確認した国税庁・e-Taxの公式ページで整理した場合
- 初めてe-Taxを使う人
- マイナンバーカード方式。ID・パスワードの新規発行は停止している
- 申告書を自分で作って送る人
- 確定申告書等作成コーナー(スマホ・パソコン)
- 開始届や申請・届出も出す人
- パソコンで、e-Taxソフトやコーナーから
- 送信したあと
- メッセージボックスの受信通知で審査結果を確かめる
この記事の内容
e-Taxは、国税庁の電子申告・納税のしくみです。この記事は、個人事業主が確定申告をe-Taxで出すときの「入口」を、国税庁とe-Taxの公式ページだけで整理します。2026年11月4日に確認しました。
アプリで比べたい人は確定申告アプリの比較、そろえる書類は確定申告に必要なものにまとめています。この記事は、e-Taxそのものの始め方と使い分けを扱います。
e-Taxに必要なもの
- 利用者識別番号:e-Taxを使うための半角16桁の番号です
- 電子証明書:個人は、マイナンバーカードの署名用電子証明書です。カードの交付時に、署名用・利用者証明用・券面事項入力補助用の3種類のパスワードを設定します
利用者識別番号の取得方法(個人)
e-Taxの公式ページには、次の方法が書かれています。
- WEBからマイナンバーカードでアカウントを登録する(パソコン・スマホ共通)
- 「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」で開始届出書を送る
- マイナポータルの「外部サイトとの連携」機能から利用する
- 税務署へ書面を送る、または持参する
- 関与税理士に代理送信を頼む
既に利用者識別番号を持つ人が新しく取得すると、旧番号は使えなくなり、メッセージボックスの内容も引き継がれません。番号やパスワードが分からないときは「変更等届出」をします。
マイナンバーカード方式とID・パスワード方式
- 国税庁は、確定申告書等作成コーナーで使うID・パスワードの新規発行を、2025年10月1日から止めました
- すでにID・パスワード方式を届け出ている人は、引き続き使えます。今後の取り扱いは、改めて案内される予定と書かれています
- 初めてe-Taxを使う人には、マイナンバーカード方式が案内されます
- 利用者識別番号(16桁)の新規取得と、e-Taxへのログインは、引き続きできます
マイナンバーカード方式で使うものは、国税庁の資料(令和8年8月)に次のように書かれています。
- マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォン
- カードのパスワード2つ:利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)と、署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16文字)
- パソコンで申告する場合は、読み取りに対応したスマートフォン、またはICカードリーダライタ
令和8年分から変わる点
- 作成コーナーを使うには、マイナアプリから、スマホのマイナンバーカードの利用申請・登録が必要です
- 令和8年分の確定申告から、初回利用時は事前準備が必要と書かれています。具体的な内容は、確認した資料に記載がありません【不明】
- カードや電子証明書の有効期限が過ぎると、カードを使ったe-Taxの手続ができません。早めの更新が求められています
- パスワードを忘れたときやロックされたときは、地方公共団体情報システム機構のホームページを確認するよう案内されています
使うソフト・コーナーの違い(個人)
| 名称 | パソコンでできること | スマホ・タブレットでできること |
|---|---|---|
| 確定申告書等作成コーナー | 所得税・消費税・贈与税の申告と、申請・届出 | 所得税・消費税の申告のみ。申請・届出は不可 |
| e-Taxソフト(WEB版) | 源泉所得税、法定調書、納税関係、納税証明関係の申請・届出。申告は不可 | 源泉所得税、納税関係、納税証明関係の申請・届出。申告は不可 |
| e-Taxソフト(ダウンロード型) | 全ての申告(贈与税申告を除く)と、各税目の申請・届出(NISA・CRSを除く) | 記載なし |
- 個人事業主が所得税の確定申告をするだけなら、作成コーナーが入口になります
- 国税庁の資料には、作成コーナーはスマホからもパソコンからも使えると書かれています。マイナンバーカードをスマホで読み取らなくても、e-Taxから申告書を送信できる、とも書かれています
申告書を作って送るまで(作成コーナー)
国税庁の資料(令和8年8月)の手順は次のとおりです。
- 確定申告書等作成コーナーを使う
- 画面の案内に沿って金額などを入力する
- 自動計算で申告書が完成する
- マイナポータル連携を使うと、給与情報、医療費、ふるさと納税などが自動で入力される
- そのまま送信して完了
- 給与のマイナポータル連携は、勤め先が源泉徴収票などをオンラインで提出している場合に使えます
- 添付書類の提出は、一部を除いて原則不要です。イメージデータでの提出もできます
- 24時間使えますが、メンテナンス時間は除きます
送信したあとに確認すること
e-Taxの公式ページには、次のように書かれています。
- 送信直後の「即時通知」は、形式的なチェックの結果です
- 審査結果(受信通知)は、メッセージボックスに入ります。時間をおいて必ず確認します
- 主な審査内容は、必須項目の入力、データの改ざんの有無、電子証明書の有効期限と登録内容の一致などです
- 電子納税は、メッセージボックスの「納付情報登録依頼」から行えます
- 所得税の還付申告では、約2週間後から、還付金の処理状況をe-Taxで確認できます
申告の時期と期限は確定申告の期間と期限、青色申告の65万円控除とe-Taxの関係は青色申告と白色申告の違いで整理しています。
この記事で確認できなかったこと
- 令和8年分の初回利用時に必要な「事前準備」の具体的な内容
- すでにID・パスワード方式を届け出ている人の、今後の取り扱い(国税庁は改めて案内予定と書いている)
- e-Taxソフト(ダウンロード型)をスマホ・タブレットで使えるか
- 税理士に代理送信を頼む場合の費用
記載は、2026年11月4日に確認した国税庁・e-Taxの公式ページのものです。制度や手順は変わることがあるため、申告の前に公式ページで最新の内容を確認してください。運営者は税理士ではありません。個別の申告の判断は、この記事ではしません。
公式サイト・申込窓口
調べた資料(2026-11-04 時点)
- e-Tax 利用開始手続(利用者識別番号の取得) https://www.e-tax.nta.go.jp/start/index.htm
- 国税庁 自宅で完結!マイナンバーカードでe-Tax(令和8年8月) https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/r8_smart_shinkoku/pdf/01.pdf
- 国税庁 「確定申告書等作成コーナー」で利用するID・パスワードの新規発行停止について https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/pdf/idpw20251001.pdf



